ダイエットは筋トレと有酸素運動を併せるのが効果的

ダイエットにおける筋トレと有酸素運動の違いは？

まず、ダイエット方法としてお馴染みの「筋トレ」と「有酸素運動の違い」について解説します。

筋トレとは

筋トレはその名の通り、筋肉を鍛えるトレーニングのことです。

体を動かすためのエネルギーに酸素を使わないことから、「無酸素運動」とも呼ばれます。

無酸素運動は短い時間に大きな力を発揮する運動です。

短距離走やウエイトリフティングなども、無酸素運動にあたります。

有酸素運動とは

有酸素運動とは体を動かすためのエネルギーに酸素を使う運動です。

水泳、ジョギング、ウォーキング、サイクリングなどが有酸素運動にあたります。

軽～中程度の負荷をかけるので、筋トレと違って長時間運動を継続しやすいと言う特徴があります。

ダイエットには有酸素運動より筋トレがおすすめな理由

ダイエットしたい方で、筋トレと有酸素運動どちらかをしようとお考えの方には、筋トレをおすすめします。

その理由を解説します。

理由①筋トレは基礎代謝が上がる

ダイエットする方にとって重要なポイントが、「基礎代謝をあげること」です。

基礎代謝とは、何もしなくても生きるために消費されるエネルギーのことです。

基礎代謝の約25％は筋肉で消費されると言われています。

そのため、筋肉が減れば代謝も当然低下しますし、筋肉量を増やすことで基礎代謝が上がり痩せやすい身体になるということです！

理由②有酸素運動は筋肉が落ちる

有酸素運動は軽～中程度の負荷なので、筋トレよりも筋肉がつきにくいのは勿論ですが、やりすぎることによって筋肉が落ちてしまうデメリットもあります。

有酸素運動に限らず運動をしていると、体内のエネルギー源が不足し、筋肉を分解してエネルギーに変換し始めます。

特に、30分以上運動を続けていると時間に比例して筋肉がどんどん分解されます。

先ほど解説したように、筋肉が落ちると基礎代謝も下がるので、痩せにくく太りやすい体になります。

有酸素運動のみでダイエットしてたとえ痩せたとしても、運動をやめるとリバウンドしやすくなってしまいます。

理由③筋トレなら気になる部位に効かせられる

有酸素運動は筋肉がつきにくいとお話しましたが、脂肪燃焼効果があります。

有酸素運動を続けることで脂肪が落ちるので全体的にスリムにはなりますが、筋トレは気になる部位に効かせられるのもメリットです！

たとえば、胸筋にボリュームが欲しいとか、くびれを作りたいとか、ヒップアップしたいとかですね。

ただ痩せるだけではなく、美しいボディを作るのには筋トレが大事なんです！

ダイエットは筋トレと有酸素運動を併せると効果的

ここまで、ダイエットをするなら有酸素運動より筋トレがおすすめだと解説しました。

これはあくまで、“筋トレと有酸素運動どちらかをするなら筋トレの方が効果的”という話です。

「まず脂肪を落としたい」という方にとって効率的に痩せる方法が、筋トレと有酸素運動を両方することです！

有酸素運動自体は脂肪燃焼に効果的ですし、持久力もアップして疲れにくい体を手に入れることができます。

筋トレ30分後に有酸素運動をするのがおすすめ

筋トレ×有酸素運動のダイエットで注意していただきたいのが順番です。

筋トレを行なった後に有酸素運動をしましょう。

その理由は、筋肉を刺激する事で成長ホルモンが大量に分泌されるからです。

血糖値が上がり、体脂肪が分解されて血中に放出された遊離脂肪酸を燃焼します。

その状態で有酸素運動を行うことでより効果的にダイエットできるということですね！

筋トレ後は30分程おいて、成長ホルモンをしばらく働かせましょう。

それから有酸素運動に取り組むのがおすすめです。

まとめ

今回はダイエットは筋トレ×有酸素運動が効果的！というテーマで解説しました。

・筋トレは短時間で筋肉をつけることができる
・有酸素運動は長時間続けても筋肉がつきにくく、筋肉が落ちやすいためリバウンドしやすい身体になりやすい

ということは、どちらかを選ぶのであれば、筋トレの方が効率的ってことなんですね。

ただ、今回解説したように有酸素運動は脂肪燃焼効果が高いので、両方を行うことで脂肪を燃焼しつつ筋肉もつけることができて、効率的にダイエットできるというわけです。

これまで有酸素運動だけをしていて痩せなかった、リバウンドした…という方は、今回の記事を参考に筋トレ×有酸素運動に取り組んでみてはいかがでしょうか？